ライブペイント

恐竜シンポジウムに恐竜大使として出演しました!【恐竜化石最前線 in 徳島】

私、CANは徳島県勝浦町教育委員会認定の恐竜大使として徳島県のPRをしています🎉✨

2020年3月29日に、徳島県立博物館主催の徳島の恐竜化石シンポジウム「恐竜化石最前線 徳島の恐竜化石をもっと発掘!さらに発信!」に“恐竜大使”として参加しました!

徳島県は福井に次ぐ恐竜大国になるか!?

1994年、イグアノドン類の歯が見つかる!

徳島県勝浦町で、地質学を専門にする大学院生が沢に落ちている岩石から植物食恐竜のイグアノドン類の歯を発見!
歯が見つかった一帯は物部川層群立川層(ものべがわそうぐんたちかわそう)という白亜紀前期の地層で、当時は三角州のように土砂が堆積するような場所だったとのこと!

www.dinosaur.pref.fukui.jp
FPDM: 徳島県の恐竜
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/dino/site/tokushima.html

しかしそれ以降、勝浦町から恐竜化石の発見は途絶えてしまいました。

2016年、ティタノサウルス形類の歯が見つかる!

化石愛好家の親子によって、竜脚類といわれる首の長い恐竜“ティタノサウルス形類”の歯の化石が発見されました。

この発見が大きな転機に!

異なる2つの化石が見つかったということは、恐竜の骨がまだまだ沢山埋まっている可能性があるということ!

2例目の化石が発見されたことがきっかけとなり、徳島県立博物館が中心になって、福井県立恐竜博物館や地元徳島の化石愛好家とともに研究チームが発足し、調査が行われました。

そして、2016年12月から調査が開始され、なんと2018年4月に恐竜化石を含む地層「ボーン・ベッド」が発見されました。

2019年、獣脚類の歯の化石が見つかった!

発掘調査の結果、中国四国地方では初めての“獣脚類”の歯の化石が発見されました!偉大な成果です😭✨

そして、その歯の化石を解析した結果、アロサウルスの仲間ではないかと推定されました。
フクイラプトルならぬ、トクシマラプトルが出現する日も近いかもしませんね!!!

徳島新聞Web
アロサウルスの仲間か、徳島 肉食恐竜の歯の化石|全国・海外のニュース|徳島新聞
https://www.topics.or.jp/articles/-/344449
徳島県勝浦町の約1億3千万年前の白亜紀前期の地層から昨年1…

徳島県のボーンベッドはものすごいお宝!

なぜこんなに徳島県の恐竜発見が注目されているのか?
それは、、、

  1. 太平洋側の地層で見つかるのはレア!
  2. 今後も採掘可能な環境である!
  3. 国内最古級!福井よりも古い!

ということが挙げられます。

※辻野先生の解説を簡単に抜粋しています。

太平洋側で恐竜が見つかることがレア!

そもそも太平洋側の地質は付加体といって海底の堆積物が含まれる地層が多く、陸上の生物などが見つかることが珍しいのです。

陸上の生物が見つかりやすいのはデルタ(三角州)という河口付近〜浅海で堆積した地層で、徳島県勝浦町の恐竜が見つかった地層もデルタの堆積物です。

ボーンベッドが見つかることはすごいこと

ボーンベッドとは、恐竜をはじめ様々な古生物の骨格を大量に含んでいる堆積物のことをいいます。その地層が堆積した当時、たまたま川の流れや地形的に生物の死骸がたまりやすかった場所が、のちにボーンベットになると言われています。

この広い地面のどこにそのようなラッキー地層があるのかを掘り当てるのは奇跡に近いのです。。なので、1つ化石が発見されたくらいじゃなかなか大規模な発掘調査をするまでに至らないのです。

しかも、三重県にもこのボーンベッドと呼ばれる地層が見つかってはいますが、臨海部のため海や風の浸食も激しく、大規模な発掘調査は行われていません。

👇三重県のトバリュウ発見場所(浸食を防ぐための土嚢がありますね)

👇トバリュウ発掘地でテンションの上がった私(笑)大学4年生のときです

約1億3000万年前!国内最古級のボーンベッド

恐竜王国として知られている福井県勝山市の恐竜化石産地“手取層群北谷層”は約1億2000万年前の地層です。
一方、徳島県勝浦町の物部川層群立川層は約1億3000万年前の地層なので、1000万年も古いのです!

この約1億3000万年前というのは、国内で発見されているボーンベッドの中では最古級

国内最古級のボーン・ベッドということは、日本の恐竜がどこからきたのかという疑問を明らかにするためにも、また、東アジア地域の恐竜の進化を解明するためにも、徳島の恐竜化石が非常に重要な位置を占めるということになります。
※辻野先生のお言葉を引用

恐竜シンポジウムは大盛況でした!

ということで、徳島県の恐竜発見の報告と今後の発掘調査の計画を公表するばとして、今回のシンポジウムが開催されました!

当日の様子は下記のYouTubeから見ることができます✨


イベントのゲストは徳島県の飯泉知事、福井県立恐竜博物館名誉館長の東先生、筑波大学の小笠原先生、徳島県立博物館の辻野先生という豪華メンバー‼️

この錚々たるメンバーの中に入れていただけて終始緊張と感激でした😂

先生方に、サイン本を謹呈✨

飯泉知事にも絵本を受け取っていただきました!

憧れの東先生にも絵本を謹呈!喜んでいただけました!

小笠原先生はなんと、私が信州大学でお世話になった研究室の先生の先生でした!!!大学時代の話で盛りあがりました✨

‪日本の恐竜研究の歴史を作ってきた先生方に、こうやって直接自身の作品を手渡すことができ本当に幸せです‼️‬

シンポジウムの様子は翌日の徳島新聞の朝刊にも大きく取り上げられていました!

過去最大の恐竜ライブペイントを完遂しました!


シンポジウムの前座として、恐竜ライブペイントをさせていただきました🦖

大きさはなんと横幅7メートル以上!
縦も2メートルはありました。

実はこのサイズは自身初!
少し緊張しましたが、書き始めるとスイスイ進みました✨

徳島県の恐竜発掘のさらなる発展を願い、白亜紀末の北アメリカの先輩恐竜たちと、過去に見つかった徳島の先輩恐竜たちに出演してもらいました♪

左から、竜脚類(徳島で見つかった)、パキケファロサウルス、ドラコレックス、

トリケラトプス、イグアノドン類(徳島で見つかった)、ティラノサウルスを描きました🖌

こういうシンポジウムって学術的な発表なので、エンタメと結びつけるのがとても難しいとおもいます。なので、この素晴らしい発見/
研究をよりわかりやすく民間の人たちに伝えることが、私の役目なんだと思います✨

これからも徳島の恐竜研究を盛り上げていければと思いますので、応援よろしくお願いいたします!!