絵を描き続けるにはインプットが必要
こんばんは、CANです〜
私の2日間しかないGWはまもなく終了します。かなすし🍣
昨日はなんばの大恐竜展、今日は兵庫県立美術館の河鍋暁斎展へ足を運びました!
移動中は納品する絵を描き、家にいるときは絵本のラフをやり、まとまった時間があれば師匠のアトリエでお勉強。
とても充実したスケジュールでした(休みとは)。
私は割とこまめに美術館、博物館、動物園、あと山散歩に行くようにしています。
そこに行くこと自体が趣味ってのもあるけど、絵を描く上でこのインプット作業がかなり大切だと思ってるから。
家でカンヅメになって絵を描き続けるより、色んな場所に行ってその場のエネルギーを持って帰る方が、断然いい絵が描ける!
思い返せば幼少期からこの“インプット”を習慣として続けています。
私の実家は京都岡崎の芸術地区にあります。
家から徒歩10分圏内に動物園、美術館、図書館、大文字山、数々の神社仏閣が揃っています。(さらに最近はスタバとTUTAYAができた!!!)
そんな素晴らしい環境をもれなく使いこなして高校時代まで過ごしてきました。
前も書いたけど、私の父は科学オタクで薬剤師、母は医療従事者、祖母は音楽家兼書道家、叔母は画家という、なんとも好奇心旺盛で芸術・科学にも強いお家だったので、小学生低学年くらいから様々な展覧会に連れ回してもらっていました。
科学館や博物館はともかく、ここまで頻繁に美術展や音楽大学に足を踏み入れたことのある小学生は稀なんじゃないか?と思う。
そのおかげで小学生の時は美術で誰よりも多くの賞を受賞しました。
あまりに絵を褒められるものだから、画家になると決めていましたw
↓小学生の時の絵
画家になりたいと思ったのはそれだけじゃなくて、とあるきっかけもありました。
初めてダ・ヴィンチの絵を見たときです。当時は小5くらいかな?
一点の絵を見るためだけに美術館は長蛇の列。その絵の部屋はディズニーのアトラクション待ち状態。
『なぜ、一点の絵にこんな価値があるのだろう?』
『絵は、こんなにも沢山の人を惹きつけるパワーがあるのか!』
絵の凄さは全くわからなかったけど、芸術は食っていける!ってことがわかりました。
これはすごくよく覚えてる。
しょっちゅう連れ回してもらったおかげで、高校の頃には自主的に自分の行きたい展覧会に行くようになっていました。
(そのおかげで休みの日は友達とお買い物♪みたいな青春はほぼなかった。)
大学の頃はバイトをするようになって、自分で全国の博物館や美術館に行けるようになり、さらにカフェ巡りにはまってまさにインプットの黄金時代でした!
想像できたら描ける、って、逆にいうと想像できないと描けないってこと?
ということは頭の中の引き出しが多ければ多いほど沢山のものが描けるってことではないですか。
たまにサヴァンとか夢の記憶だけですごい絵描く人もいるけど…( ´∀`)
そんなわけで、インプットをしておくことでパッといい絵が描けたり、インスピレーションが湧いたりするのです。
多くのものを見て、感性を磨くってのが、いい絵を描くには必要だと思うのです。
ということで、明日は珍しく8時に起きねばならぬのでそろそろ寝ようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これからも取り留めのないブログを更新していきますね(・∀・)
では、あでぅ!